新書紹介

ご無沙汰しております。

学会へ提出する資料の作成に追われ、ブログの更新を怠けておりました。

 

その間、資料作りに明け暮れていたわけではなく、歯考会と歯科医師会の新年会があったり、学会の委員長会議に出席したり、院内勉強会を開催したり、会計士とコンサルがあったり、旧友達と遊んだり、長女の成人式があったり、風邪で同窓会の理事会を欠席したり。。。

 

新年早々忙しく過ごさせて頂いております。

 

 

そんな中、昨年まで企画をしておりました新書が満を持して販売されました。

 

書籍のタイトルは「歯科医療のおもしろさー後輩たちへ贈る28のドラ マ」(口腔保健協会 出版)

編集:橋本光二、升谷滋行、飯野文彦  A5判、314頁、1800円(1890円)

 

歯科界を取り巻く環境が厳しいとされている現代。

開業歯科医院の経営難や勤務歯科医師の雇用問題。

個人的には過去の歯科医院が歯科医師不足の社会的環境から「どんぶり勘定」でも成り立っていたものが、「経営」を考えないと成り立たなくなっただけでは?

などと思っておりますが。。。(とは言え、自分が出来ているなどとは思ってもおりませんが・・・。)

しかしそのことが歯学部入学者数・・・いや受験者数の激減により、定員割れをおこしている大学も少なくないなどとなると、「そんなに嫌な仕事ではないよ!」と言いたくなります。

 

歯科医師をひとくくりには出来るものでは無く、色々な専門性や自分の特徴を活かして開業医院の経営をしている方もあれば、大学病院や癌センター、高齢者医療センターなどで働く方もあり、やりがいや生きがいを持って働いている歯科医師は沢山在ります。

 

本書は歯科医学を志そうと考えている学生さんや、歯学部卒業後の進路を考えている歯科大生、先輩や後輩が歯科医療を通してどの様に社会や地域と関わっているのかなどの興味をお持ちの方、歯科医師だけでなく歯科技工士さんや歯科衛生士さんにもご執筆頂き、幅広い方にお読み頂ける様に纏めました。

 

編集のリーダーには日本大学歯学部放射線学講座准教の橋本光二先生。

研修医指導教員としての立場からアドバイスを頂いた、日本大学歯学部歯科保存学第1講座の升谷滋行先生。

(一財)口腔保健協会 藤沼さん、皆川さん、吉本さん。

僭越ながら私は開業歯科医師として末席にお邪魔させて頂きました。

 

私は4名の歯科医師に執筆をお願いしました。(詳細は後日)

とても楽しい本に仕上がっております。ぜひご一読下さい。

 

 

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