滅菌

忙しさにかまけており、ブログを放置しておりました。

歯科医療出版社からの原稿依頼が続いてしまった。

デンタルダイヤモンド4月号<歯科医療従事者向け書籍>は「歯周治療成功の条件」とのタイトルで4名の先輩・後輩とシンポジウム形式で執筆しました。

 

歯周病治療は患者さんの協力がなくては成功しないばかりか、治療の意味すらありません。

そこで私は「歯科衛生士と歩む歯周治療」としたタイトルで、8ページを頂戴し、歯周治療になくてはならない歯科衛生士との診療スタイルを執筆させて頂きました。

dd

 

 

 

 

 

 

 

6月号に掲載予定の原稿紹介は後日お話するとして、今日は歯科医療器具の滅菌について。

本ブログでも何度か取り上げている歯を削る医療機器であるエアータービンのお話。

先日掲載されたYomiuri on lineによると、「歯を削る医療機器であるエアータービンを滅菌せずに使いまわしている医療機関が7割にのぼると国立感染症研究所の調べでわかった。」とのこと。

記事はこちらから。。。http://www.yomiuri.co.jp/national/20140517-OYT1T50167.html

ミラーやピンセットを滅菌していない医療機関は皆無であろうが、エアータービンも同じ医療機器であるのに、未だ3割の歯科医療機関しか実施していないのはなぜだろう。

歯周病やインプラントついて研鑽を積むことはとても大事なことだが、それ以前の問題ではなかろうか。

過去に私が院内感染対策について講演をした千葉県歯科医師会など、現況改善に挑む団体の存在も多くはない。

それは、この様なことは医療人としてのモラルや姿勢の問題で、歯科医学団体がとやく言う話題ではないのが本音なのであろう。

 

メディアに取り上げられてから右往左往する姿にも進歩がみられない業界である。

右往左往すらしていないか。。。

 

カテゴリー: 歯科一般 パーマリンク