平成23年 有難うございました。

昨夜の忘年会をもちまして、いいの歯科医院の平成23年の業務はすべて終了致しました。

患者さん、サポート業者のご担当者様、そしてスタッフのみなさん、力不足の院長を支えて頂き本当に有難うございました。

心から感謝を申し上げますm(_ _)m

 

 

今年一年は震災を語らないで振り返ることができないと思います。

震災に関しては多くのことがさまざまなスペースで語られていますので私のコメントは控えますが、医療機関としては電力供給の行方を気にしない日はありませんでした。

結果的に大きなダメージもなく無事診療を行うことが出来ましたが、いいの歯科医院の電力消費量は前年対比30%減という節電効果に協力出来ました。

この数字の達成はスタッフの努力なしには語れませんが、さらに大きな要因としては「前年が如何に冷やし過ぎていたのか」と言うことではないかと思います。

このことは当院のみに言えることではなく、多くの人があたりまえの様に消費していたエネルギーに関して再考する機会となったのではと思います。

 

 

平成10年2月に3台の診察台で開業したいいの歯科医院は、今年5台の診察台に増設することが出来ました。

医療は原因を取り除くことが最も大切です。特に歯科は治療が口の中に「結果」として残る医療です。

したがって治療の後には「結果」を長期間維持することが必要となります。

それは再発防止。。。所謂予防が大切で、治療と予防は表裏一体なのです。

 

開業当初から多くの患者さんにご支持頂いたいいの歯科医院は、メンテナンスを希望する患者さんも増加の一途です。

メンテナンスの予約は数か月先までリクエストがあります。

そんなアポイント状況を少しでも緩和させたいと診察台の増設に踏み切りました。

 

また、レントゲンのデジタル化も同時に行いましたが、それは年末の多忙な時期と重なってしまいました。

すべて私のリーダシップの乏しさが招いたことですが、ここでもスタッフの力添えに助けられ、結果的にはいいの歯科院のチームワークが高まることとなりました。

 みんな、有難う!

 

 

個人的には自分を表現するチャンスに恵まれたと思います。

2月には日本臨床歯周病学会東北支部に招かれ、特別講演を行いました。

これは私の臨床(特に歯周病治療)を見直すこととなり、大変ありがたい機会となりました。

また、共同執筆者として書籍の発行に協力出来たことをはじめ、多くの歯科医療雑誌や機関誌に意見を述べることが出来ました。

 

現在ネット上では、フェイスブックやツイッターなど、だれでもどこからでも好きなことを表現出来ます。

しかし他者から依頼され、語る内容を煮詰める作業は、簡単につぶやく事からは得られない自分を高める機会ではないかと思っています。

 

来年も書籍の発行を行う務めがあります。

与えられたチャンスに感謝し、多くの方から評価を頂ける様な本を作りたいと思います。

 

 

さらに来年は、私たちいいの歯科医院のチームに協力頂ける歯科医師の先生や歯科衛生士さんが決まっております。

私たちの歯科臨床を通して、多くの患者さんの健康に役立てることを変わらぬ目標として邁進したいと思っております。

 

 

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

写真は「スタッフの採用とその後の教育」について書かせて頂いた、デンタルダイヤモンド1月号の表紙と私のページ。

 

 

 

 

 

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