平成22年度 南中野中学校歯科講話会

今日は風が冷たくて肌寒い一日でした。

みなさんはお風邪などひいていないでしょうか?

 

 

本日の午前中は長女が通う高校の卒業式に出席致しました。

中高一貫教育の女子校に入学したのが6年前。

小学校を卒業したばかりの当初は、一人で地下鉄に乗って通えるか心配でしたが、あっという間の6年間でした。

4月からは大学生。遊び、アルバイト、勉強・・・。何でもチャレンジして充実したキャンパスライフを送って欲しいと願います。

卒業おめでとう。これからも友を大切にするんだよ!

 

 

 

さて、午後はタイトルの講演のため中野区立南中野中学校へ行って参りました。

南中野中学校の前身は中野区立第一中学校。我、母校であります。

卒後30年経過しますが、ここで培った友情は、今でも大切にしております。

母校は一昨年前、中野富士見中学校と合併統合し、校名も新たに歩き始めています。

 

ここでの「むし歯予防と食生活」の歯科講話会も10年以上となります。講話の後は生徒から質問や感想の言葉が送られます。

質問にはひとつひとつお答えをしております。そしてそれらはすべて今でも大切に保管しています。

教えた生徒さんは卒業後も医院へ足を運んでくれています。

「高校決まりました!」や「先生、今年成人式だよ!」などなど。

私からは「むし歯作ってー!」「予防の話したろー!」・・・など。

 

講話をはじめた当初は卒業前の中学3年生にお話ししておりましたが、学校側からもなるべく早い時期にお話ししてほしいとのリクエストもあり、現在は中学1年生を対象にお話ししております。

 

 

 

 

むし歯予防への健康教育は小児歯科からでは遅すぎます。妊婦歯科でも遅すぎます。

父親・母親になる前の教育が大切です。

 

しかしこの様な考えで臨床を行っている歯科医師はまだまだ少ないと感じます。

この認識の甘さが日本の歯科医療の現状となっているのでしょう。

歯科医師会や行政への不平・不満を訴えるばかりではなく、出来ることから実践する姿勢が大切ではないかと思っています。

 

カテゴリー: 学校歯科 パーマリンク