日本歯科評論という歯科の商業誌があるのですが、その10月号に私の投稿文が掲載されました。
歯科評論誌さんへはこれが2度目の掲載です。
今回の投稿文のタイトルは「患者さんを変える”変患力”ー位相差顕微鏡で変えるー」です。
「歯科疾患は卓越した歯科治療技術はもちろんのこと、患者さん自身の治療への積極的な参加と協力がなければ良好な治療結果は得られません。
そこで患者さんのモチベーションを高め、行動変容を促す一手を”変患力”と題し、各医院の様々な工夫をご紹介したいと思います。」
以上が編集部の狙いです。
本年一年間のシリーズで、患者さんのモチベーションアップの私の方法を執筆してほしいと依頼があったのでした。
私のテーマは位相差顕微鏡。
位相差顕微鏡は光のコントラストを応用した光学顕微鏡のことで、染色などの必要がなく簡便に細菌などを観察することができます。
むし歯や歯周病の原因は細菌です。この細菌は歯の表面にプラークとなってこびりつきます。
プラークは歯と同じく白いためわかりにくく、プラークを「細菌の塊」と説明しても理解が得られにくいです。
そこで歯垢を採取しこの位相差顕微鏡を用いると、生きた細菌が観察され、患者さんの理解が高まります。
「百聞は一見にしかず」とはまさにこのことと実感します。
写真は日本歯科評論10月号の表紙と私の掲載ページ。
増田さん、いつも有難う!m(_ _)m
渡邊さんにもよろしくね!