第13回 日本臨床歯周病学会関東支部歯科衛生士セミナー

 東日本大震災から一年経過した昨日、鶴見大学会館にてタイトルの学会が開催されました。

今期の関東支部コ・デンタル委員会が企画しているテーマは「チームアプローチ」。

昨日の午前の講演は「チームで取り組む外科処置のアシスタントワーク」のタイトルのもと、手術前・手術中・手術後に必要なポイントを巻島歯科衛生士と田中先生がわかりやすく整理してくれました。

どんなに小さな手術でも、患者さんは不安になります。その不安を少しでも払拭することが、われわれ医療従事者の努めでしょう。

歯科医療においては特に歯科衛生士の果たすべく役割は大きいかと思います。

 

 

午後は日本臨床歯周病学会特別名誉顧問の川崎仁先生と、元北海道大学歯学部歯周病学講座教授の加藤熙先生による「歯周基本治療の充実ー日本人に適した両刃式KKキュレットを用いてー」の特別講演が開催されました。

KKキュレットは川崎先生と加藤先生のイニシャルからネーミングした通り、お二人が開発した両刃のキュレットです。

両刃のキュレットはユニバーサルキュレットとしてコロンビアタイプがありますが、KKキュレットはカッティングエッジの角度は70度のままで、外刃はキュレッタージにのみ用いるのではなく、遠心側のルートプレーニングにも適応されます。

当日、メーカーのブース展示もあり、実際手にしてみましたがとても良いハンドリングでした。

院長と一緒に参加していたうちの歯科衛生士たちも一目惚れした様で、早速6セットを購入しました。

 

 

川崎先生は私の歯周病専門医取得時にご指導頂いた恩師でもあります。

最近はお電話では良くお話しさせて頂いておりますが、お会いするのはお久しぶりでした。

80歳になられたそうですが、以前と全くお変わりなくお元気でした。

お二人とも30年・40年の長期経過症例をご呈示頂き、歯周病治療の本質は全く変わっていなく、歯周病治療は日本がNo.1であると力説して頂きました。

久しぶりの川崎節にとても勇気付けられました!:P

 

 

 写真は村上恵子歯科衛生士さんと一緒に座長を務めた私。

当日執行部は義援Tシャツで学会に参加致しました。

南歯科衛生士、写真有難う!でもピンぼけ~(> <)

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第13回 日本臨床歯周病学会関東支部歯科衛生士セミナー への2件のフィードバック

  1. かわごえです。 のコメント:

    昨日はどうもありがとうございました!
    お礼が言いたくてここに辿り着きました。
    いつも分かりやすい説明をして頂いて、私としては安心して治療を受けさせていただいております。
    ずーーーーーーーっと痛くて悩んでいた箇所が今朝はすっかり解消されていました。
    お休みの日もお休みじゃないんですね(>_<)
    座長のTシャツ姿も新鮮です(^o^)/
    お体にお気をつけてこれからも歯の治療宜しくお願い致します。
    本当に助かりました。有り難うございました!

    • user のコメント:

      かわごえさん
      コメントありがとうございます。治療頑張りましょう!
      これからも笑顔の来院をお待ちしております。(^ ^)

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