過ごしやす陽気ですが、みなさん如何お過ごしでしょう。
涼しいのは良いのですが、インプラントなどのオペの時はさすがに暑さを感じます。
またこのところオペが多くてスタッフも根を上げています。
暑さにも負けじと今月も勉強会は開催されました。
今月もテーマはケースプレゼンテーション。
マンネリ化していないかみんなに尋ねると、そんなことはなくとても楽しい様だ。
プレゼン勉強会の開始当初は、指導も多く時間もかかり色々と大変だったのだが、なんともたのもしくなったもんだ!
そんなたのもしくなった衛生士達を見ていて、ふと先日の歯考会での大八木会長のお話を思い出してしまった。
とある会員が退会の意を会長に表明したとの話。。。
ケースプレゼンテーションが出来ない。が、その理由だそうだ。
私は会長に、その先生は臨床医なのか問うた。
会長からは歯科医院に勤務している臨床医である。との返答。
その先生は患者さんに病状の説明をしないのだろうか?
レントゲンを撮影したら、そこから得られた(読像した)自分の考えを述べないのだろうか?
なぜ腫れているのか?なぜ痛むのか?・・・治すためには何が必要なのか。。。
自分の考えを述べる、その延長がケースプレゼンテーションなのだが・・・。
大八木会長は自分が意見を言い過ぎたからでは。。。と、その会員のフォローをしてくれた。
でも大八木会長は叱責したのではなく、意見を述べてくれたのではないかな。
どの治療ステージで何の検査が必要なのか。どの時期で何を考えて処置方針を決定するのか・・・。大八木先生の意見を。
発表した先生は、得ることが出来た自分のためのそれらの意見を次の臨床に活かす。
次の臨床でよりステップアップするために。。。それは言い換えれば、今の自分を曝け出さねば得られないのである。
歯考会OBの先輩達はどの会に参加しても、発表されている症例が自分の患者さんであるとの思いでケースプレゼンテーションを診ている。
したがって質問も必然的にシビアになる。演者は準備に時間を費やし、発表は気が抜けないのである。
発表を終えて、よく頑張ったね<パチパチパチ>となる様なスタディーグループではない。
歯考会は初代会長の石田先生が、その様な思いで作った会だと私は思っている。
話が大分ずれてしまった様ですが、繋がります。
いいの歯科医院3名の歯科衛生士にはケースプレゼンテーションに対する院長の考えを述べさせて頂きました。
写真は今月号のデンタル・ハイジーンに掲載されたいいの歯科医院の紹介記事。