予防処置

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小学校3年生(9歳)の男の子です。
歯と歯肉の境目が白くなっています。 先のとがった器具でつつくと穴があきそうな状態で、初期虫歯(脱灰)になっていました。 この歯は6歳の頃生え変わったものです。 生え変わってからまだ3年しか経っていません。 男の子のこれからを考えると削りたくありません。
唾液の質や量・虫歯菌の数・食生活のアンケート・歯磨きの方法・フッ素の使用状況などを調べてみました。
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<虫歯菌の検査。小さい粒々が細菌のコロニー(集落)>
結果、唾液の量が少なく、虫歯菌の数が多かったです。 また、歯磨きは上手ではなく、砂糖の摂取回数も多いお子様でした。
削って治したとしても食生活や歯磨きなどを改善しなければ虫歯は再発します。
医院とご家庭でこの男の子を管理し、歯の本来もっている治癒力(再石灰化)を高め、削らないで経過を見ることとしました。

【指導・管理項目】
・一日の中で砂糖の摂取回数が多くならないようにする。
・食後にキシリトールガムを噛んでいただく。
・泡立ちがないフッ素入りの歯磨き粉を使用していただく。
・歯科衛生士による歯磨き指導や予防教育を受けていただく。
・1ヶ月に一度歯科衛生士の専門的な清掃を受けていただく。
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小学校5年生の時です。
白い初期の虫歯は少しずつ濃い色になってきました。 再石灰化しているようです。
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中学1年生の時です。
白くやわらかかった初期虫歯は硬くなり色もこくなりました。(再石灰化した。)
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お口の中の虫歯菌の数も減らすことが出来ました。
ご家族のご理解・ご協力が得られ男の子の歯は削らずに治癒出来ました。